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2018年4月15日 (日)

舞台版『華枕』感想

※おことわり
この文章は土曜日に舞台を見た後に書いたものです。
ですが、そのあとイラスト描きのために2次元コンテンツの資料を検索してみると既にいろいろと設定が明かされているようで。
ぶっちゃけ推測・解釈に的外れな部分も多々あるようですw
まぁ初見時の感想ということでご容赦ください。



舞台版『華枕』についての簡単な感想と、トークショーのレポートです。

Photo

◇前説

影枕(脇役、黒子、他兼任)の4人が登場。
まずせきやくしゃみをなるべく音を出さずにやる練習w
携帯電話はマナーモードとか機内モードとかじゃなくしっかり電源を切るように言われました。
これ、言われずとも当たり前に守るようになってほしいですね。


◇本編

橘田さんの役は和璃(なごり)。
華壇の主。「蝶と華を導くもの」。
少女たちの願いを叶え、その代償として客を取らせるやり手ババァ()
もっと超然とした、個々のキャラにかかわらない上位の存在かと思っていましたが、
(アウターゾーンのミザリーみたいなw)
実際には迷いも憂いもある人間的なキャラでしたね。
しゃべり方も、登場時は唄うようなしゃべり方が目立ってましたが、だんだんと生身らしいしゃべり方に。
ソメイヨシノを華壇に招き入れるときの、

「匂へども しる人もなき桜花 ただひとり見て 哀れとぞ思ふ」

を読んだところは、みるみるミルキィ正月SPの百人一首対決で「物をこそ思へ~↑」って読んでいたシーンを思い出しましたw

基本カップリングはヒガンバナなんでしょうが、橘田さん本人も推していた「和璃×百日草」もいいですね。
年の差・・・というか世代差カップリング
ひょっとして和璃はケータイってなにかよくわからなくて、百日草の願いを文字通りにとらえちゃったんでしょうか?
それで「繋がらなきゃ意味ない!」って言われて「???」だったら和璃さんかわいすぎますw

対してヒガンバナは携帯電話を知ってましたね。
単に現代人の夢を覗いていたから知ってるのかと思ってましたが、ヒガンバナは携帯電話を知っている時代から来たんじゃないかという説を見かけてなるほどと思いました。
後述しますが、4/14昼公演のアフタートークで、シロツバキは未来からきたというのが明かされてるんですね。
つまり華壇に招かれるのは現実世界の時間軸とは無関係ということなので、ヒガンバナがアサガオたちよりも後の時代から来ている可能性は十分にあります。

ちなみにビジュアル的にお気に入りのキャラはスイカズラ
頭巾とエプロンがかわいいです。
コメディ担当みたいなところはありますが、アヤメと同期というあたり、軽いだけのキャラでは無さそう?


◇アフタートーク
4/14昼公演のアフタートーク内容をレポしておきます。

司会の橘田さんに続いて、
アサガオ(中島由貴さん)
シロツバキ(青木志貴さん)
ソメイヨシノ(松村芽久未さん)
ナデシコ(曽我部英理さん)
が登壇。

なぜか関西弁を連発する橘田さん
橘田「ほな座ろか」
松村「やめてください関西弁は」
橘田「いま彼女、必死に関西弁抑えてます」

>百合の舞台はいかがですか?

青木「チッスのシーンとかめっちゃ顔が近いからめっちゃ口臭とか体臭とか気になるじゃないですか」
橘田「きのうボルシチを食べていたらヒガンバナに嫌がられた」
橘田「なので今日は何も食べてません!」

女性だけの舞台というのは演者の皆さんにも珍しいようで。
橘田「わたしの大好きなお風呂のシーンとか」
中島「キンモクセイとおでこを合わせる予定は無かったけど、縛られてて手で触れないのでそうなりました」

>自分が演じたキャラについて

青木「なんでシロツバキが姉と戦って殺したのか、小玉さんに聞いたら、ここで話してもいいって許可をもらいました」
(※2次元コンテンツのほうでは公知の情報だったようです)

シロツバキは衣装も羽根がついていたり異質なのは、実は未来から来ている。
未来の地球では強い人類を作るために殺し合いをさせていて、その中で姉を殺してしまった。


橘田「宇宙に進出したら土地が狭いから・・・・」

中島「自分はインドアなので、アサガオは真逆の性格だと思う」
橘田「落ち着いてるよね。もっと年いってると思ってた」
中島「最年少です」

松村「楽屋に関西出身が多くて話しやすいです。アヤメさんがなんでも笑ってくれる」
橘田「楽屋ではムードメーカー。よく言えばムードメーカー

>好きなカップリングは

橘田「カップリングとは、心がぞわぞわする、ざわつく、女二人のこと」

曽我部「好きなキャラクターは・・・」
橘田「カップリングね!」
曽我部「ヒガンバナと和璃の最後のシーンがすごい好きで」
青木「どうしても、その、ボルシチ・・・」
橘田「今までは面と向かってたけど、今日は口元横にずらした」

松村「キンモクセイとシロツバキ」
橘田「あの二人とアサガオ×ソメイヨシノはアンケートとったら1位2位でしょうね」

中島「アサガオは・・・」
松村「アサガオさま?(圧)」
中島「アサガオとソメイヨシノ」
橘田「それ以外でお願いします」
中島「それ以外か! スイセンとハナミヅキ。そこに百日草が入ってきて」
橘田「三角関係、いいですね。百合にはすこし陰が必要」
青木「黒百合でしたっけ?」
橘田「グレー百合」

橘田「あ、わたしに聞いて!」
橘田「和璃と百日草」
橘田「これ前回も無反応だったんですけど」
橘田「ああいう無邪気な子と年上の『まぁいいじゃないの』っていう大人の百合が好きなんです」
青木「年上がタチのほうがいいんですか?」
松村「『タチ』とはなんでしょうか?」

>公演も折り返しを迎えて

橘田「わたしは舞台が初めてだったのでドキドキしてましたが」
青木「緊張してました?」
橘田「すっげーしてるw」
橘田「声優とか女優とかアイドルとかいろいろな人が集まって楽しい舞台になりました」
橘田「もし続編があればニコ生とかもやってみたいですね」


◇雑感

橘田さんの初の舞台出演ということで見に行きましたが、予想以上に面白かったです。
感情を吐露する演技は、演者の皆さんの個性が出ますね。
130分とやや長い舞台でも飽きさせませんでした。疲れますがw

半面、推しだしてた『百合』という面では、いまいちピンとこなかったような?
あの極限状態では愛情も友情も連帯感もあんまり区別つかんだろうというかw
カップリングも必然性あってのことなので、逆に同性愛とかは関係ないように感じちゃいますね。
まぁ百合作品見すぎて感覚がマヒしているのかもしれませんがw

とりあえずDVDが出るらしいので予約するつもりです。
次回作があれば行ってみたいですね。

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